i-medical 国際医療看護福祉大学校 看護学科通信課程

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【10期生】老年看護学 面接授業

10月も残すところあとわずかですね。
朝晩の冷え込みが増してきましたが、体調など崩されていないでしょうか?


さて、昨日まで10期生の老年看護学の面接授業が行われていました。
今回の授業では、高齢者の模擬体験を行い、生活に潜む障害や危険について学びました。

目には特殊なゴーグル、手足には重り、耳には耳栓、腰にはサポーターを装着すると・・・
20代・30代の学生さんも高齢者に変身です!!




高齢者に変身した後は、あらかじめ用意された項目を一つ一つクリアしていきます。
視野が狭くなり、視覚が弱まると、新聞やチラシの文字を読んだり、自販機で飲み物を購入することも困難に。






動きが制限されると、階段の昇り降りや、寝た状態から起き上がることも非常に大変です。





体験を終えた学生さんからは
●視野が狭くなり、足元が見えにくく歩くのが怖かった
●思うように体を動かせず、疲れるしイライラした
●何をするにも大変で、動くのが億劫になった

などの感想が上がりました。


私たちが特に意識せず当たり前のようにできることが、高齢者には労力がいることだったりします。
また、日常で見かける高齢者の行動の理由もわかったことと思います。

これから高齢の患者さんと接する時には、この体験で気づいたことを思い出していただきたいです。
患者さんに寄り添える看護師さんを目指してくださいね。

高齢化が進む現代にとって、とても意味のある大事な授業だったのではないでしょうか。

2018/10/29 | 投稿者: 国際医療看護福祉大学校 | カテゴリ: お知らせ | 固定リンク